実樹 東京 萬天堂-東京都(出張性感マッサージ)

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実樹(29)167cm / 54kg
東京 萬天堂
東京都(出張性感マッサージ)

11/12 18:41

第67回『実樹の禁断賞状💮』

第67回『実樹の禁断賞状💮』



 



2025年11月12日。



 



ぶっちゃけ、僕は風俗嬢と同じようになれたらなぁと思って女風セラピストを始めたところがあった。



けれど、それは無理だと思った。悟った。



 



そもそも風俗嬢を求めているのは男性だけであって、女性は風俗嬢(風俗坊)を求めていないことに気づいた。



なりたくてもなれない訳である。



 



現在の女性専用風俗は、出張型で男性セラピストが女性に対して「性的」または「癒し」のサービスを提供するのがほとんどだ。



この形式において、現在の男性セラピストはヒロイズムを求められていると思う。



 



「ヒロイズム」とは、英雄的な精神や、勇気ある自己犠牲の思想を指す言葉である。



 



女風におけるこの“英雄的”“勇気ある自己犠牲”というのは特殊で、



それらが救う対象領域は、性にまつわる苦悩、対男性に対する苦しみに関することである。



 



女性が「イッてみたいけどイケなかったわたし」「今までわたしをイカせることができなかった男性たち」──



これらから逸脱することで、セラピストは英雄になる。



 



また、女性が「夫や恋人などのパートナーとの関係が破綻して、私生活が苦しすぎる」「過去の性体験にトラウマがあって先に進めない」──



これらから解放することでも、セラピストは英雄になる。



 



男性は「今すぐやりたい」「色んな女を抱きまくりたい」という衝動的な性的欲求で風俗を利用することが多いと思う。



(だから、たった1人の風俗嬢に入れ込む男は、度合いの差はあれど“自分の加害性”を想像できない異常者なのである)



 



しかし、女性に見られるのは前者の“今すぐ”の衝動くらいで、それも稀に感じる。



“色んな”に関しては、対象が風俗キャストとはいえ、願わくば自分にとって魅力的な1人のセラピストを指名したいという方のほうがほとんどである。



 



(もちろん、「沼るのがつらくて何人ものセラピストを回遊する方」もいると思うが、それだって“1人に沼ってしまう”という習性への哀しい抵抗に思える)



 



ヒーローは1人で充分である。



2人や3人になると“戦隊モノ”になってしまう。



 



ヒーローは1人でないと、自分はヒロインではなくなってしまう。



だから、1人でいいのだと思う。



これは(自分の中ではこの人)といった自己概念の話である。



 



「私にはあなただけ」と選ばれるものなのだから、ヒロイズムが必要である。



 



もちろん、社会不適合者の結合体──影の世界・性産業なのだから、



「そんないいもんじゃねぇよ」と否定する声があって当たり前だし、



社会通念としては「ダメなもの」とされているほうが良いとも思う。



 



それでも僕は、ヒロイズムが必要であると論づける。



 



4年働いて、働いて、働いてまいりましたので、力強く言う。



 



本指名・リピートを得たということは、ほんの僅かにでも苦悩や退屈といったネガティブな領域から抜け出すキッカケになった。



つまり、味方になることに成功したと考える。



 



数字には出なくても、僕らはラブホテル──人がもっとも身体・心・魂をむき出しにする場所で、



「ヒーローになれるか(なっちゃってるか)どうか」というグランプリを戦っているのだ。



 



自分のリピートのお客様にとってのヒーローになる。



(たとえ他の人間にどんなに嫌われていようが関係ない)



 



それは、そのセラピストがアイロニーの強いキャラクターで在ったとしても、



勝手に救われる人がいる以上は自然発生する。



 



いや、自然発生してしまうヒロイズム。



ある意味で逃れられない恐ろしいメカニズムでもある。



面倒なことでもある。



──おめでたいポリリズム。



 



ただし、ヒロイズム以外にお客様と絆を深めていく強力なものがもう一つあるが、



それを書いたところで僕は1ミリも徳をしないので、書き控えたいと思う。



(質問箱にも聞いてこないでください)



 



冒頭に記したように、僕は風俗嬢のようになりたかったが、なれなかった。



 



水っぽく、儚げで、艶やかで、タブーな存在になりたいと願ったとて、叶わない。



 



女風セラピストに多少タブーな面があっても、



それらはいきすぎたナルシズムなど──まったく別の種類のものだと思う。



 



純粋に性だけを売りきれない。



純粋ではないのは、美しくない。



 



性において女性が感じる苦しみや辛さすべてを理解しきれない。



言葉に言い表すのが難しい虚しさを感じている。



 



自分が抜け出せないと感じてしまっている息苦しさの正体は、まだ言語化できていない。



 



劣等感や歯痒さが混じっていて、



忌み嫌ったホモソーシャルのなかの「男」という生き物から、



男のまま逸脱することが不可能なんじゃないかという虚無感のようなものを感じている。



 



が、じゃあ本当に忌み嫌っていたのかどうか──



自分でもよくわからなくなっている。



…本当に難しいんです。



 



女風セラピストは、風俗嬢の類義語になれなかった。



 



なので、“同様の立場”のようなニュアンスで発言や発信されることに違和感を感じる。



それらは真意から外れた妄言に近いものであり、



不安や不穏を招くだけでしかないと思う。



 



我々の問題は、我々の言葉で示さなければいけない。



 



女風の水を深く潜れば潜るほど、



社会構造やジェンダー格差といった大きな問題に直面する。



 



男女の身体の造りが違うという、どうにもならない“理(ことわり)”がかかってくる。



 



近代の日本の性風俗というものは、



基本的に「男性の身体は女性の身体よりも筋肉が発達していて力が強い」ことが根底にあって成り立っていた。



それが、嫌というほどわかる。



 



性風俗だけでなく、性全体に関しても言えることだ。



 



ベッドの枕元の電話機とは別に、



トイレの中にフロントに繋がる電話機が取り付けられたラブホテルがある。



それらが意味することを、考えなければいけない。



 



僕はもっと世界がエロティシズム、フェチズムでめちゃくちゃになればいいと思っている。



 



一回、人類全員で堕落したほうが、ピュアなものが浮き彫りになる。



そのほうが、人が本当に大切にしなければいけないものが見えてくる気がしているのだ。



 



人々はセクシュアリティに振り回されすぎていて、



その価値観は、自分たちの“生”そのものにこびりついている。



 



性が生を喰っている。



 



だから、個人レベルで1人1人が“自分らしい性”を極めて、飲み込んで、



本来の“生”を取り戻さなければいけないと思っている。



 



何もヤリマン・ヤリチンになれと言っている訳じゃない。



人それぞれのエクスタシー、自分らしい官能、1人で済むものがあったっていい。



 



他人への迷惑(=萎えさせる)を発生させない形で、爆発させていくべきだと思う。



 



現時点での女風という名のスクラップビルドは、



**非常に実感を伴った“アナログでパンキッシュな手法”**だと思う。



 



僕は、冒頭述べたような理由が主で、自分のためだけを考えて女風セラピストになった。



 



半年経って、考え方が変わった。



1年経って、また考え方が変わった。



それからもまた、考え方は変わり続けた。



 



変わり続けたが、核は変わらなかった。



すべて“自分のためだけ”を考えたものである。



 



僕は常に、自分のためだけに女風セラピストを続けている。



 



その興味は尽きず、



消費を通してフェチズムへの愛は、愛だけでなく愛憎に進化した。



 



僕の“生”が“性”を飲み込んでいる。



 



そういう自分の在り方を通して、



まるで利用するように救われる人がいたら嬉しく思う。



 



僕は、女性の手のひらに転がされることを心地よく思う。



うまいこと、利用してくれたら。



 



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