龍生 大宮 萬天堂-埼玉県(出張性感マッサージ)

ログイン

龍生(47)176cm / 68kg
大宮 萬天堂
埼玉県(出張性感マッサージ)

10/01 02:50

稚魚と雹と、スター・バースト

子供の頃

押し寄せる波と砂を掴むと

手の中に小さな透明の稚魚がいた



輝くその姿は

まるでダイヤのようで

僕は夢中で砂をすくい続けた



夜空の星の下

手のひらの稚魚は

七色に光っていた



やがて気づいた

僕には秘密の能力があることを

海辺の星空の下で砂を掴むと

タイムワープが出来る能力だった



タイムワープは一瞬で

しかも数秒前にしか戻れない

そして波のようにすぐに元の時間に戻される

戻る場所は思い浮かんだ場所に戻ることが出来る

不完全な能力だった



僕は会社員として働き

成果を出しても上司の一言で砕かれた

心は固定された色に染まり

夢を掴もうとしても

手の中には砂だけが残っていた

空を見上げても降ってくるのは埃だけだった



実は僕は会社員の他に

あるスパイ組織で活動していた

通常では解決できない

国家を脅かすような特殊事件を扱う組織だ



ある日告げられた任務は

人類滅亡を招く最悪の兵器計画の阻止 だった



それは巨大なダイヤを氷の核にして

異常に強力な雹を生み出し

世界を壊滅させる気象兵器

「スター・バースト計画」



この計画を企てているのは

世界を一度壊滅させて

一から平和を築こうとする

狂った理想集団「ルナティクス」



僕はルナティクスの本拠地に潜入した

そこは薬品と兵器と配管が入り組む

巨大な研究施設だった



気配を殺し

最新のセキュリティ網をすり抜け

巨大なダイヤのある部屋へ近づく



だがその瞬間

足元を走る赤いレーザーに

わずかに触れてしまった



警報が轟き、サイレンが咆哮する

赤い光が施設を満たし

重装備の警備隊が次々と現れる



銃口と監視レーザーの照準が

一斉に僕へと向けられ

鋼鉄の扉が閉ざされた



僕は逃げ場を失い

瞬く間に取り押さえられ

頑丈な鉄の檻へと

囚われてしまった――



どれほど時間が経っただろうか

鉄格子の前に現れたのは

ルナティクスのリーダーだった



「これからお前を処刑する」

「一つの都市が壊滅するのを見ながら死ぬがいい」



夜、僕は海辺へ連れ出された

研究施設の発射台が

空に向かって照準を合わせる



後頭部に銃口が押し付けられる

僕は空に星が輝き

足元に砂があるのを確認した



この緊迫した状況の中

頭の中である作戦を思いつく

出来るかわからない

だがイチかバチかだ――



「よし、発射しろ!」

リーダーの声が響き

レーザーが天空へ放たれた



星空は一瞬にして

無数の雹で真っ白に覆われた



「今だ」

僕は呟き、砂を掴んだ



星空を見上げ

強く念じる



「空全体の雹を

研究所の上空に戻せ!」



僕の体と空が震え

光が奔った



次の瞬間

数秒の巻き戻しが起こり

研究所の上空に

大量の雹が出現した



雷鳴のような轟音とともに

雹の奔流は地を叩きつけ

鋼鉄の研究所を容赦なく砕いた



建物がきしみ、崩れ落ち

制御装置が爆ぜて火花を散らす

鉄骨が軋む悲鳴と

ルナティクスの断末魔が

夜の海に響き渡った



僕は遠く離れた海岸で

それを見届けていた



ふと手の中を見ると

あの透明な稚魚がいた

僕はそれをそっと海に返す



稚魚は星空に照らされて

七色に光りながら

波間へと消えていった



危機的な状況で掴んだ砂のかたまり

手の中に残ったのは

小さく透明な宝石だった



チャンスは波のように押し寄せる

宝石は夜空に照らされ

七色に光り

僕の心を映し出していた



そしてその輝きは

未来へ進むための光となり

止まっていた物語を

再び動かし始めていた


大宮 萬天堂 店舗情報

店舗名

大宮 萬天堂

予約・
お問い合わせ
08077242883
営業時間

24時間営業

出張可能エリア

埼玉県さいたま市内(大宮・浦和・与野)、川口市内

予算

90分 18,000円~

支払い方法

現金、クレジットカード

公式サイト 大宮 萬天堂の公式サイト
公式SNS